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先取り学習よりも大切なこと

産後ケアリストのふっこです。

 

今日は息子の最後の保育参観でした。

 

 園長先生から、年中や年長さんになると、園でひらがなや簡単な計算をさせなくていいのかと質問されるといった話がありました。

 

 親御さんは漠然と小学生に上がる前にはひらがな覚えさせなければと焦るのかもしれません。

 

実は、息子が年中さんの時にひらがなや数字のドリルを買ったことがありました。

 

が、息子は「これつまらないね。なんでやらなきゃいけないの?」とやる気がない様子。

 

今思うと、やりたくないというかドリルとにらめっこしてもおもしろくなかったんだと思います。 

 

子どもって単純なので、何事も楽しいかおもしろいかで判断します。親はドリルを与えて、やっている様子をみて満足かもしれませんが子どもは苦痛なのかもしれません。

 

息子が自分から字に興味をもったのは、年中の終わり頃でした。誰かに手紙をもらったりするのがうれしかったらしく、返事を書きたいと思ったのがきっかけでした。

 

 だいぶひらがなを覚えてきて、今度は大好きなドラゴンボールの歌を覚えるためYouTubeを見ながら、歌詞をノートに書いていました。

いろんな歌を歌いながら一生懸命書いていました。息子は楽しみながら文字を読んだり、書いたり、そして書く姿勢鉛筆のもちかたなどを自然に身につけていたのです。

 

子どもって遊びながら、いろんなことを覚えていきます。今の時期は勉強だって、同じなのかもしれません。

 

手紙を書いたり、息子のように好きな歌の歌詞を書くのは遊びの延長で、答えが同じである必要はないので自由にのびのび書いて自然に文字を覚えてしまいます。

 

先日、小学校の説明会に参加してきました。その時に、一人で名札をつけられなくて泣いたり、手伝ってほしいと先生に言えずに泣いてしまう子がいるという話を聞きました。

 

私はすぐに100円ショップで安全ピンを買ってきて、子どもに練習させ入学前にできるようにさせなくてはと思ってしまいました。

 

それに対して園長先生は、前もってなんでもできるようするよりも「先生、どうやるのか教えてください。」といえる方が大事ですよねとおっしゃいました。

 

幼稚園や保育園では、一人でシュンとしている子、泣いてる子には先生や誰かが声をかけてくれます。

 

わからない、できないのが恥ずかしいのではなく、わからないことをわからないと言える。そして、きちんと質問できることの方が先取りで勉強ができることよりも、大事なことかもしれません。

 

今、年長のお子さんがいるママさん。

残り1ヶ月もないですが、楽しい思い出をたくさん残して卒園を迎えましょう。

 

ありがとうございました。