アタッチメント
こんばんは。
産後ケアリストのふっこです。
アタッチメントって
聞いたことありますか?
アタッチメントを詳しく知る前は、
恥ずかしながら、お母さんが乳幼児の時に触れ合っておくとよいぐらいの意味だと思ってました。
ですが、
遠藤利彦氏によると、アタッチメントとは
子どもが怖い思いをしたり、不安な時にちゃんと触れ合っていたかが重要だとわかりました。
親や信頼できる保育者に、心の基地を与えられた子どもは、成長とともに一人で遊びにでかけ、どんどん親から離れ、子どもの世界や社会で生きていくようになるそうです。
そこで、楽しいことも嬉しいことも、
ネガティブなことも一通り経験した子どもは、
ちゃんと自立できると・・・。
なぜか?
それは、
心理的に親と繋がってるから。
つまり親は何があっても自分の味方であり、自分には何かあれば帰るところがあるとわかっているからです。
改めて、このアタッチメントの大切さを理解していくと、自分の子育てはアタッチメントできているかなと考えるようになりました。
赤ちゃんから保育園までは、手がかかり文句をいいながらも頼られること、自分を求められることに、私は幸せを感じていました。
ですが、小学生になって、急に子どもはどんどん一人で遊びにでかけるようになりました。
友だちと毎日夢中になって遊ぶ子どもの姿は、嬉しくもあり、私から離れていってしまったという寂しさもありました。
息子は時々、ケンカしたり、悲しい思いをしたり、イライラして公園から帰ってくることがあります。
息子はきっと、
家へ帰れば、お母さんがいる。
お母さんが、僕の話を聞いてくれる。
泣いたら、お母さんに抱きしめてもらえる。
とわかっているんだろうなと思いました。
息子に愛情をたっぷり注いであげて、愛情タンクを満タンに補給してあげると、少ししてまた外にでかけたり、次の日にはまた友だちと遊んだりしています。
そうやって、だんだん強くなっているような気がします。
いつでもどこでもべったりの依存した関係ではなく、子どもが必要な時に親の元へ帰って来れるようにしておくことが大事なんですね。
子どもが大きくなれば、親の出番は子どもが必要としている時でいいんです。
必要とされてない時には、勝手に入り込んで邪魔をしないことも大事なんだそうです。
一緒に生活している親は、自分の経験から、子どもに対して時に過保護で過干渉なこともあると思います。
ですが、成長とともに子どもを見守ってあげて、完全に突き放すのではなく、求められた時に愛情タンクを補充してあげられるようなれたらいいですよね。
これから、思春期、青年期へと向かっていく息子への接し方のヒントにもなりました。