心の栄養
こんばんは。産後ケアリストのふっこです。
新学期になって、息子は初日から先生やクラスに馴染めない様子。
自分が怒られたり、友だちが怒られるのを見るのが嫌な息子。寝る前から明日のことが気になってテンション低くめ、朝はほとんどしゃべらない・・・。
こんな時、親としてどう対応すべきなのか?
先生に話すべきか?
子どもが弱い?
先生が悪い?
と、自分ではなくついまわりの環境のせいにしてしまいがちですが、
先生にばかり文句や改善をお願いして、親は終わりというのは無責任過ぎると思います。
親も何か努力すべきだと思います。
結局、息子の笑顔を守れるのは学校ではなく親しかいないと思うので。
数日後息子が、
「お母さん、僕ね、漢字ドリル、まだ先生にお直しされてないよ」
「お母さん、逆上がりね、補助みたいやつあったら一人でできるようになったんだよ」
と、すごい嬉しそうに話してくれました。
私も、とても嬉しくなり、
「お直しないね。本当だね。逆上がりできたんだね。お母さんも嬉しいよ。頑張ってるね」と言って息子を抱きしめました。
息子の笑顔を久しぶりにみました。
今日も先生は、いつものようにクラスで怒っていたかもしれません。それでも、学校で息子が嬉しい出来事があって、それが自信になって、その話を嬉しそうに聞いてくれる親がいれば、子どもにとっては一番の心の栄養になるのだと思いました。
子どもが何気なく「お母さん」呼ぶ時は実はチャンスなんです。手を止めて、子どもの話しを聞いてあげると子どもはそれだけで嬉しくて満足します。
そんな私もちょっと前まで、自分が忙しいと
「何っ?」
「今は無理」
「もう、お風呂の時間」
「もう、寝る時間」
「その前に、やることやったの?」
と平気で言ってましたが、子どもは待てないし、待ちたくないんですよね。
今、今じゃないとダメなんです‼︎
子どもは全力で今を生きてますからね。この瞬間を逃したくない生き物なんですよね。
子どもが「お母さん」と呼んだ時は、本当にお母さんが必要な時なんだということを忘れないでほしいと思います。
そこで、手を止めて話しを聞いてあげると、
子どもは満足し、いつでも話を聞いてくれるお母さんであれば、安心した子どもらしい顔になってきます。
これから思春期に入ると、男の子ならますます母親には話さなくなってくるでしょう。
だからこそ、今、息子の話を聞いてあげることは私にとっても息子と話せるチャンスなんですよね。
そう思うと、子どもとの何気ない会話でも愛おしい時間に思えてきます。