バースレビュー
こんばんは。産後ケアリストのふっこです。
今日はバースレビューについて、書こうと思います。
バースレビューは簡単に言えば、お産の振り返りをすることです。
振り返ることでなんの意味があるのか?
産後ママは産後2〜3日ごろから出産体験を振り返り、旦那さんや家族に語ることで、自分にとってプラスになったか?マイナスか?と意味づけすると言われています。自分のお産に心残りがあるとその後の育児に影響がでて、ストレス障害や産後うつの要因になることもわかってきました。
担当の助産師さんと話せる機会があればよいのですが、助産師さんも仕事で忙しく、話したくても話せる時間がないのが現状のようです。
産後ケアリストは助産師ではありませんが、一緒に振り返り、意味づけを援助することができます。
ママが自分の力で、出来る限りのことをして頑張った。そして、一番安全な方法で赤ちゃんをだしてあげた。だから無事に赤ちゃんが産まれたんだ・・・。これは立派な出産だった。と。
お産への心残りがなくなれば、今後の子育ても前向きなれると私も思います。
私の息子は頭が大きくてなかなかでてこれず、会陰切開に吸引分娩となり自分が何をされているのかよくわからないまま息子がでてきました。自分の力で産んだというより、医療の介入によって息子をだしてもらったという思いが強く虚しくなって、ずっと自分のお産が心残りでした。
自分のお産がその後の育児に影響することはありませんでしたが、出産体験を誰かに話すときはやはりマイナスな記憶が蘇ってきます。
それから、5年たって助産師さん(産後ケアリストの講師として来てくださった方)と自分のお産を振り返ることができました。
やはり、誰かに自分の気持ちを理解して認めたもらうと前向きになれますよね。
ありがとうございました。